こんにちは、うま吉です。
皆さんはマンガって読みますか？
わたしは、マンガを読むのが大好きで、マンガの名言を集めるという趣味も持っているんです。
で、ずっと以前から文章力がある程度付いたら、記事に書いてみたいと思っていた、「赤木しげるの生前葬」を紹介させてください。
人生に行き詰まった時にやる気にさせてくれる。あなたの人生の指針となりうる名言が続々出てくる名シーンです。
この記事を読んで、もし興味が湧いたら是非ともマンガの方も読んでいただきたいッ！です（笑）
今回紹介する『天－天和通りの快男児』は麻雀漫画ですが、安心してください！このシーンでは麻雀をしないので、ルールがわからなくても大丈夫です。
赤木しげるという男
名言を紹介する前に、赤木しげるという男についてご紹介します。
赤木しげるは、福本伸行の麻雀を題材にした漫画『天－天和通りの快男児』に登場する架空の人物で、そのスピンオフ作品である『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』の主人公です。
少年時代から白髪の凄腕のギャンブラー。才知、直感、運気、精神力など、ギャンブルで勝つために必要な要素全てが超人的なレベルに達している孤高の天才として描かれています。
福本伸行作品登場人物の中で、間違いなく最強のキャラです。
赤木しげるの生前葬とは
そんな赤木しげるが、麻雀が出来なくなるほどのアルツハイマー型認知症にかかり、赤木しげるとしての自分が消える前に、安楽死することを決意。
かつて、日本屈指の裏雀士たちが集まり雌雄を決する「東西戦」で鎬を削った仲間を集め、行われたのがこの生前葬です。
その中で、赤木が「通夜」について語るシーンが有ります。
本人が死んでから人を集めるのではなく、本人が生きているうちに会って話しておくべきだという赤木の意見はもっともだなと思いました。
自分も死ぬまでに、お世話になった人や話したい人に会いに行こうと思いました。
ちなみに、この生前葬は１６～１８巻に収録されています。麻雀の話がほぼ出てきませんので、麻雀を知らない人でも大丈夫なので、ご安心ください。
出来れば１巻から読んでほしいですが、１６巻からでも話は理解できます。
赤木しげる生前葬での名言あれこれ
それでは、有名なものも多いので、ご存知の方も多いかもしれませんが、赤木しげるの名言の数々を紹介していきたいと思います。
お前は成功を積み過ぎた…！
東西線で戦った原田克実（左上のコマのサングラスの人）は、関西で１・２を争う暴力団の組長。
赤木に安楽死を思いとどまるよう説得するけど、逆に赤木から自由に生きていないことを指摘され愕然とします。
成功を目指すのが悪いのではなく、成功を積みすぎることにより、成功し続けることを要求される人生となる。つまり「成功に人生が支配される」と赤木は言います。
成功を少し積んだら、あえて失敗してすぐに崩すようにしてきたという赤木。
成功に囚われすぎず、自由に生きていけば良いということを教えてくれます。
いいじゃないか…！三流で…！熱い三流なら上等よ…！
過去に発売された名言集でも、第1位に選ばれた超有名な名言。
先述の東西戦後、失敗して傷つくことを恐れ何事にも挑戦できなくなっていたひろゆき。
そんなひろゆきに対して、人生でいちばん大切なものが何かを赤木は語ります。
成功や失敗に囚われるあまり、行動を起こさないことがマズい。結果の成否が大切なのではなく、ただ行動を起こし、その過程にある”熱”が大切であり、それこそが生きているということだ、と。
失敗を恐れず、とにかく挑戦することが大切だと、温かく励ましてくれる言葉です。
余談ですが、わたしの好きな漫画『インベスターZ』でホリエモンも以下のような事を言っています。行動することが大切なんですね。
愛していた…無念を…！
普段はクールな赤木が死の間際に思わず、涙を流して漏らした本音。
死ぬことは無念。しかし「無念であることが、そのまま『生の証』だ…！」と続けます。
生きるということは、思うようにいかないことばかりで、不本意の連続。
しかし、人生全てが思い通りに行ったら退屈でしょうがないですよね（笑）
不本意があるからこそ、人は希望を抱いて頑張れる。赤木の言葉通り、「無念が『願い』を光らせる」んです。
うまくいかないことも受け入れて噛み締めて、努力することが人生の本質。つまり”熱”のある生き方なんじゃないでしょうか。
まとめ
人間が死ぬときに後悔することの1位は「本当にやりたいことをやらなかったこと」だそうです。
私もずっと何かしらの情報を発信したいと思ってはいたものの、「文章もうまくないし、ホームページも作ったことないしな…」と悩んでいました。
そんな私が一念発起して、このブログを始めようと思ったきっかけは『夢をかなえるゾウ』だったのですが、実際にサーバーを契約したりと行動に移すきっかけになったのは、この名言を思い出したからでした。
「ええか？知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って、何かをした時だけ』や」というガネーシャのセリフを座右の銘の一つにしています。
「別に上手くなくたっていいじゃないか、とにかく熱意をもってやってみよう！」と思えたのです。
とにかく、熱をもって自分に言い訳せずに何事にも挑戦していきましょう。
そうすれば、成功を手に入れるのは意外と簡単なことなのかもしれませんし、仮に失敗したって得るものはありますしね。
最後に、福本伸行作品の名言集とオススメの麻雀漫画も紹介しますので、興味があったら読んでみてください。
「相手の危険牌察知」、「ドラが集まる」などの能力系麻雀の走りがこのマンガだと思います。
少年マガジンで連載されていた雀聖・阿佐田哲也を主人公にしたマンガです。魅力的なキャラクターが多く登場します。
未だに意味はわかりませんが、竜の「あンた背中が煤けてるぜ」というセリフがとにかくかっこいい。ハードボイルドな作品です。
こちらは、各国の政治家が麻雀で戦うという設定。麻雀牌を握力で削って「白」にしたりするなど、トンデモイカサマ連発ですが、面白いですよ。
