読書

【読書ログ】夢をかなえるゾウ3/水野敬也

こんにちは、うま吉です。

今回ご紹介するのは、私の大好きな自己啓発小説のシリーズ『夢をかなえるゾウ3』です。

いきなりですが、私はラストのシーンで泣きました。

個人的な感想ですが、ストーリーは『3』と『4』が面白く、読んでて楽しかったです。

ちなみにシリーズ恒例のガネーシャの教えは、『1』が偉人の日常の習慣を中心に紹介してきたのに対して、『3』は帯にある通り「仕事」と「恋愛」のシーンにおいて実践すべき内容となっています。

これから、独立してフリーランスで何か始めようと考えている人や、まずは副業から始めてみよう、と考えている人にオススメです。

それでは、早速『夢をかなえるゾウ3』の魅力を紹介させていただきます。

『夢をかなえるゾウ3』の見どころ

新キャラ「ブラックガネーシャ」

出典:夢をかなえるゾウ

ふだんはこんな感じのおっさん面したガネーシャですが、「外見のことを言われる」のが一番腹立つらしく、外見をなじられ怒りのあまり変身したのが…

出典:夢をかなえるゾウ3

ブラックガネーシャです。

このモードになると、まず好物が「甘いもの」から「辛いもの」に変わり、「ガネーシャの教え」もハードなものになっちゃうんです。

「夢をかなえたいのなら、それ相応の『痛み』が必要である」というのがブラックガネーシャの言葉です。

ストーリー

仕事も恋愛もあきらめきれない女性社員、とある占い屋で黒色のガネーシャ像を24万円のローンで購入。そして、ガネーシャがやってくるところから話は始まります。

女性社員との口論で、容姿のことを悪く言われたガネーシャが激怒、ブラックガネーシャに変身。今回の教えは『1』や『2』に比べてスパイシーなものになっています。

恋愛要素としては、さわやかイケメンの園山クンと付き合うことが出来るのかどうかが見どころです。ガネーシャはキューピット役になれるのでしょうか?

ガネーシャの教え

物語の中で、ガネーシャが女性社員に対して「課題」という形で成功するための秘訣を教えていきます。

その中で、特に私が気に入って日常生活で実践している(しようとしている)ものを3つ紹介させていただきます。

自分の持ち物で本当に大切なものだけを残し、それ以外は捨てる

「自分がなんとなく見てるテレビ番組、なんとなくやってるゲーム、ほんまに欲しいもんなんか? 自分の収納やパソコンの中には、ほんまに欲しいもんだけが入ってんのか? もし、そうやないんやとしたら、自分が本当に欲しいと思てるもんは一生手に入れられへんで。部屋の大きさが限られてるみたいに──自分が持てるもんも、生きてる時間も、全部限られてるんやからな」

出典:夢をかなえるゾウ3

物語の中では、女性社員に対して目隠しをして「この部屋で『必要な物』言えや。言わんかった物は破壊するで」と宣言し、ブラックガネーシャが次々と不要なものを破壊するというシーンがあります。

出典:夢をかなえるゾウ3

昨晩見たテレビで、「不要なものを捨てることで、本当に必要なものを置くスペースが出来る」みたいなことを、整理収納アドバイザー【1級】の清水麻帆さん※が言っていました。

私は新しいもの好きなので、すぐに物が欲しくなってしまうのですが、部屋にある棚(KALLAX/カラックス)に入りきらないものは買わないとルールを決めました。

棚に置けない場合は、不要なものを捨てるというルールです。

部屋が狭くなるのもさることながら、不要な物が視界に入ると気が散るんですよね…。なるべく質素に暮らすのが、成功への秘訣と言えるのではないでしょうか。

※清水麻帆:2007年生まれ。神奈川県出身。小学6年生の時に、整理収納アドバイザー1級の資格を史上最年少で取得。「子どもの目線でわかりやすい」整理収納で評判の15歳の女の子です。

手に入れたいものを「目に見える形」にして、いつでも見られる場所に置く

「苦しみを乗り越えたとき手に入れられるもんを、できるだけたくさん紙に書き出す。そんで、それを手に入れてる自分を想像するんや。そうすれば、今の苦しみは、将来の楽しみを手に入れるための必要な条件になる。また逆を言えば、もし目の前の苦しみから逃げてもうたら、将来欲しいもんが手に入らんようになってまうから、今の自分はもっと苦しまなあかんようになるわけや」

出典:夢をかなえるゾウ3

これは、『引き寄せの法則』などでも言われる「ビジョンボード」と言われるものですね。

「ビジョンボード」とは、自分がほしいもの、行きたい場所、なりたい姿、叶えたい夢などを写真やイラストを使って視覚化してコラージュしたボードのことで、「ドリームボード」と呼ばれることもあり、毎日これを見るだけで、夢や願いが叶うと言われています。

人間の五感の中でも特に脳に与える影響が大きいのが「視覚」。毎日自分の願望を眺め、潜在意識にイメージを浸透させることで、無意識のうちに 「ビジョンボード」の世界観を現実世界と照らし合わせて行動するようになるという仕組みです。

ちなみにボードを使わなくても、手帳に写真を貼っておく、スマホのメモアプリ(Google Keepがオススメです)を使うなど、とにかく日常的に目につきやすければOKらしいですよ。

うまくいっている人のやり方を調べる

「自分らは何かを始めるとき、いきなり自己流でやろうとするやろ。せやからうまいこといかへんねん。まず最初にせなあかんのんは、本でもインターネットでも何でも 使 て『うまくいってる人のやり方を調べる』ことや。自分が思てるほど、自分と他人に違いはあれへん。みんな同じようなもん手に入れようとして、同じようなとこでつまずいて、同じような方法で乗り越えてるんや。せやから、何よりもまずうまくいってる人がどうやったのかを学ばなあかん」

出典:夢をかなえるゾウ3

私がブログを始めるにあたって、強く意識していることです。

実は2~3年前に一度、袋のインスタントラーメンを紹介するブログで一儲けしようとたくらんでいた時期があったのですが、「独りよがりの記事」「味に対するボキャブラリーのなさ」「SEO対策しなかった」などなど、うまくいっている人のやり方を何一つ調べずに始めたため、誰にも見られることなくブログを閉鎖したことがあります。

今回はその反省を生かし、『ココナラ』でブログの設計をしてもらったり、ブログで成功している人が書いた本を読み漁ってから、当ブログを始めています。

この記事を書いている時点で、20を超えたくらいの記事数ですのでまだまだですが、成功事例を学ぶことを忘れずに、読者の皆さんに「楽しくて役に立つ」情報を届けるために頑張っていきますので、応援していただけるとありがたいです。

以下は私が読んだ本の一部です。これからブログを始めようと考えている方には大変参考になると思いますので、読んでみてくださいね。

この「ヨメレバ」という書籍紹介のツールを作成・提供しているかん吉さんの書籍です。タイトルに『マネタイズ』とありますが、本の内容は10章構成になっていて、ブログのコンセプトを決めて、ブログの始め方、記事の書き方、集客の仕方など初心者向けの内容となっており、最後にブログで収益を得る方法を紹介しています。

こちらは、プロブロガーでオンラインサロンも運営されているヒトデさんの本。SNSも活用しながら集客を増やす方法や、モチベーションの維持の仕方などが勉強になります。

うま吉

あと、アイコンのヒトデのキャラもかわいい。アイコンはプロに描いてもらった方が良いと書かれていたので、私もココナラでプロに描いてもらいました。

こちらは「ヨッセンス」の管理人ヨスさんの本。ヨスさん自身がブログを挫折した経験があり、挫折しやすいポイントや乗り越え方、読まれやすい記事の書き方などを紹介してくれています。

さいごに

後半、ブログ本の紹介になってしまいましたね(笑)。

ストーリーの中に、とある神様と商売対決をすることになり女性社員がネットを使って物を売るというシーンがあります。

小手先のマーケティングテクニックを駆使して売り上げを上げる相手に対し、「一度も儲けを忘れてお客さんの喜ぶことだけを考える」という商売の王道を説くガネーシャ。

商売の心構えも学ぶことが出来る『夢をかなえるゾウ3』は、本当に「仕事」と「恋愛」に効くスパイシーな教えが満載の一冊です。

追伸:

女性社員の恋が成就したのか否かは、本を読んであなたの目で確かめてみてください♪

ABOUT ME
うま吉
40代サラリーマンで一児の父。大阪在住歴20年以上。休日にレジャースポットや歴史探訪などの街歩き。ラーメンを中心とした食べ歩きを楽しんでいます。家にいるときは書籍やマンガを読んだり、ゲームをしたりと日々を満喫しています。そんな私が「面白い」と思ったものを紹介させていただく、というそんなブログです。
RELATED POST