こんにちは、うま吉です。
最近、ブログの更新をお休みしていましたが、ちょっとした理由がありまして…。
実は、周遊系の謎解きゲームが好きでプレイしているうちに、「自分でも作れるんじゃなかろうか?」と思い立って、素人ですがイチから1ヶ月くらいかけて「周遊系の謎解きゲーム」を作ってました。
私の周囲にはいなかったのですが(笑)、「私も作ってみたいな」と言う方の参考になるかもしれないと思ったので、記録に残しておこうかなと思い、記事を書いてます。
良かったら、読んでみてくださいね。
自分でも作れるかな?と思ったきっかけ
私はフラップゼロアルファさん企画の電車を使うタイプの周遊系の謎解きが好きなんです。
何時も、「この看板やオブジェクトを使って、こんな謎を思いつくのすげぇな」と尊敬してたんです。
で、作ってみようと決意したのが、Xで普段から謎解き絡みで何かとお世話になっているまやんさん(@onakasuitayoxo)が、LINEを使った「非公認グランフロント大阪周遊」を作ったと知った時です。
まやんさんは普段からXに自作謎を投稿してる方。一方で私は謎自体一回も作ったことが無いズブの素人。
しかも、Xでは「周遊系は制作が難しい」と本職のディレクターの方からもご意見を頂き、出来るかどうか迷いましたが、「やってみなはれ精神」で作り始めることにしました。
※こちらで紹介させていただくことは、まやんさんにご了承いただいております😄
まぁ、鳥井さんほどの大層な話では無いんですが…。
媒体を何にするか?
となると、何を使って謎解きを展開するかですが、コレは既に構想がありました。
稚拙ながらも、2 年程度続けてきた『うま吉ブログ』がありましたので、コレを使おうと。
冊子の作成はコストもかかるし、配布するルートもないし、無料で楽しんでほしいと言う思いも叶えられるから、ちょうど良かったです。
みなさんが謎解きで遊んでくれたら、PVも増えるかなという目論見も有りました。
あと、ヒントや正誤判定はLINEでやりたかった。アレ楽しそうじゃないですか♪
この辺もやり方はまやんさんに教えてもらいました。
ブログでの開催にしたことで、即座に修正出来たのも副次的なメリットでした。
プレイして、誘導の誤り等を指摘いただいた方々ありがとうございました。早速反映させて頂きました。
ストーリー
コレは私には無理だなと思いました。
アナタは探偵ですとか、失われた記憶を求めてみたいな素晴らしいストーリーは浮かばないし、何よりストーリーとナゾとの整合を取るなんてムリ!
と言うわけで、普段ブログで書いているように、私が楽しい・好きと思った場所を紹介しながら街を歩いてもらおうと思いました。
この辺は、JRの『城之内レイコのめちゃおもろい大阪なぞガイド』のコンセプトに影響を受けていると思います。
ネタ集め
と、決まればネタ集めです。
鉄道を使った周遊系を作りたかったので、まずは一日乗車券が使える鉄道で、私が仕事の始まる前や後にネタ集めで回れる範囲…、と考え大阪メトロに決めました。
すでに大阪メトロでの謎解きはメジャーなのがありますので、なるべくソレとは行き先がカブらないようにしたいと言う思いがありましたね。
今まで謎解きで行ったことのない駅でした。とのお声も頂きました。
特に大阪市内は有名なスポットが多く、写真撮影のために現地を訪れたり、本で調べたりするのは楽しかったです。
この辺の本が役に立ちました。
食事スポットや寄り道スポット
これも紹介したかったんです。
私が、普段周遊系をプレイしてるときの楽しみの一つにランチやクリア後の打ち上げがあるのですが、謎解きキットで紹介されてるお店って結構参考にするんです。(クーポンも使う)
ですが、私は趣味の非公認でやってるので、普段自分のブログで気に入った店を勧める程度にしとこうかなと思い、各駅で何店舗か紹介させてもらってます。
ナゾ作り
看板やオブジェの撮影から先に済ませましたので、そこからどんな謎が作れるかなと試行錯誤の始まりです。
ここが一番苦労しました…。前述の通り、一回も作ったことがない。
と言うわけで、今まで自身がプレイしてきた冊子を全て読み返したり、謎解きやパズルに関する本を読み漁りました。

下で紹介する本には大変お世話になりました。
謎を作る側だけでなく、謎解き力を上げるためにもやくだちますので、興味のある方は読んでみて下さいね。
あと、意外とKindle Unlimitedが役に立ちましたね。個人出版で謎解きの本を出してらっしゃる方が結構いらっしゃって、問題の出し方とかが参考になりました。
とは言え、パクリはご法度。
謎のパターンは使わせてもらいながら、自身のオリジナルナゾも作ってみようと頑張りました。
ナゾの画像はExcelとPowerPointで
私はイラストレーターとかは使えないので、ブログに載せるためのナゾの制作はExcelとPowerPointを使ってます。
写真の加工はスマホアプリで十分でした。
中にはタブレットにNintendo Switchのペンでお絵描きしたりしたものもありますが、意外とやれば出来るもんですね。
解答用紙を印刷してもらうと言う決断
最初はスマホだけで完結する程度で考えてたのですが、色々と観光スポットなど紹介したいものを詰め込んだら、ナゾのボリュームも増えてきてしまいました…。
コレはスマホ見ながら、メモを取ってやってくださいってスタイルは無理だな。プレイする人に事前に解答用紙を印刷してきてもらおう!
ただ、印刷して貰うのにも手間とお金がかかるしな、と少し悩みました。
ただの謎解きゲーム好きなだけで、制作に関してはズブの素人が作るものをわざわざ印刷してくれるだろうか、という心配もありまして…。
が、迷路やクロスワードみたいなナゾは書き写してもらうわけにもいかないしなと思い、印刷してもらう方法で行こうと決めました。
WordPressを使えば、PDFファイルはUPできました。
それなら、紙をつかったギミック(それほど大層なもんでは無いですがw)もやってみたいなと思い、印刷しては折りズレを直すの調整も繰り返しました…。
さらに、自宅にプリンターをお持ちじゃない人もいるだろうから、コンビニでプリントして貰う方法も調べなきゃ。
実際に何店舗かのコンビニで印刷して、この程度の操作ならイケるなと確信。
便利な世の中になりましたね。
リリースしてから思ったこと
自分のおしりに火をつけようと、5月下旬だか6月の初旬あたりにXで「自作の周遊系作ってます」と制作過程を少しずつポストしてました。
「楽しみにしてます」というお言葉を頂いたり、アドバイスを頂いたことは大きな励みになりました。
また、「ノンステップ」などのバリアフリーへの要望があることを知れたのも大きな気づきでした。
是非取り入れてみようと思い、エレベーターの場所も再度調べに行ったり、施設に車椅子がスムーズに入れる場所があるかの確認も取ったりしました。
6月28日(金)に「完成しました、明日から遊べます」とXでポストしたところ「さっそく印刷しました」などとコメントも頂きました。
さらに初日の29日に何名かの方がクリアまで遊んでいただき、アンケートでも「満足しました」と回答ももらえて、嬉しい限りです。
初めての経験でしたけど、作ってみて良かったなと思っています。
テストプレイに協力いただいた方にも、この場を借りて感謝を述べさせていただきます。
この謎解きゲームが好評だったら、またやってみたいことはありますので、機会がありましたらプレイしてみてくださいね。