こんにちは、うま吉です。
最近、マンガやラノベ界隈では「転生モノ」が流行っていますよね。
先日、何か面白いマンガはないかとKindleストアをうろついていたら、こんなマンガを見つけました。
出版社も作者も違うのに、同時期に2つの漫画が発売されている!と思い、両方とも購入して読んでみました。
荒唐無稽な世界観ではありましたが、まぁまぁ面白い。
個人的には『異世界ひろゆき』の方が面白かったです。
ただマンガということで、ひろゆきという人物についてかなり誇張されて表現されている部分もあり、久しぶりにひろゆき本人の書いた本でも読んでみるか…、と手に取ったのが今回紹介する『人生が好転する100の言葉 頑張らずに楽しく生きる』です。
「はい、論破!」とは言ったことが無いそうです。
マスコミで「論破王」と呼ばれたり、「論破ブームの火付け役」と持ち上げられていたひろゆき氏ですが、「はい、論破!」といったことがないそうです。
『論破力』という本も出版されているそうなのですが、タイトルは出版社がつけたものだたり、本の中身は「論破しないほうがいい」といった内容のものだったそうです。
言葉って独り歩きするんですね…。
本人も仰っていましたが、論破は二流のすること。言い負かされたほうがいい気分でいられるはずがなく、遺恨を残します。
一流を目指すならば、相手も自分のどちらも勝つ「win-win」のコミュニケーションを心がけたいものですね。
win-winコミュニケーションについて、手っ取り早く知りたい方はこの辺の本がオススメです。私も好きなマンガでわかるシリーズ♪
ひろゆき氏が本当に言いたかったことがかかれたエッセイ的な本です
この本は、タイトルにも有るように100の題目でひろゆき氏が言いたかったことが綴られたいわゆるエッセイ形式です。
「思考」「仕事」「人間関係」「時間」「お金」「幸せ」の6章構成で、各章にそれぞれ10~20程度で、ひろゆき氏の言いたいことが書かれています。
1つ1つのテーマは2ページ程度なので、サクサク読めますし、好きなところで中断できるのでスキマ時間に読むにもぴったりな本です。
個人的にはハマった本です
私は『ストレングス・ファインダー』という性格診断で、ポジティブで社交的な性格だと言う結果が出ました。
自分の中のポジティブな部分に、ひろゆき氏の言葉が割りとスルッと入ってくる感じでした。
「002:楽しく生きられるかどうかは、与えられた見た目や才能より考え方次第です」や「021:やってみないとわからないことを不安に思うより、やってみたほうがいいと思います」なんてのに強く共感しました。
ポジティブではない人でも、読めば人生が楽になるエッセンスが散りばめらています。
ひろゆき氏は、やりたいことをやって、やりたくないことはやらない、つまり自由気ままに生きているそうです。
自分の好きなことばかりやって、生活を維持するというのは難しいと思いますが、工夫や考え方次第でお金持ちでなくても、人生は楽しめるということをこの本では学ぶことが出来ます。
この本を読んでいると、ひろゆき氏は「~でなくてはならない」「~なべきだ」というような考え方を持ってなくて、いい意味で身軽に生きているんですよね。
結果として、「2ちゃんねる」があそこまで流行ったり、本を書いたりTVに出たり、ネット配信をしたりしているように感じました。
人生を楽しんでいる人というのは、とにかく多くのことをやっていて、自分に合うこと続けられることを突き詰めているんだと思います。
さいごに
「それって、あなたの感想ですよね?」という、ひろゆき氏の発言として有名なものがあります。
「それって、あなたの感想ですよね」と口にしたのは、番組で〝事実〟と〝感想〟を混在させて話をしていたからです。 たしか、ネットに上がっているものに対して、「明らかにユーザーのオリジナリティがない」と言った人がいました。でも、その発言は、その人が抱いた感想でしかありませんでした。
出典:人生が好転する100の言葉 頑張らずに楽しく生きる/ひろゆき
それをテレビで発言すると、あたかも事実であるかのように誤解される恐れがあります。ちょうどその頃、僕はニコニコ動画の管理人をしていたので、「それは明らかじゃなくて、あなたの感想ですよね」と言いました。事実と感想は分けて話さないと、あらぬ風評を流されてしまいますからね。
「明らか」という言葉は、「1+1=2」「太陽は東から昇って西に沈む」といった、誰もが疑いようのない事実に対して使うものです。個人の感想レベルの発言に、「明らか」という言葉を使うのはナンセンスですよ。
と、言葉は一部分だけ切り取られて、本人の意図しない形で広まっていくこともままあります。
ひろゆき氏という人物についても知ることが出来るこの本は、テレビやマンガでひろゆき氏に興味を持った人に、「入門編」としてオススメできる一冊です。
素直な気持ちで読めば、気持ちが楽になって、少し人生が楽しくなるというオマケつきです。