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【読書ログ】夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

こんにちは、うま吉です。

私の人生を変えたと言っても過言ではない『夢をかなえるゾウ』シリーズ。今日はそのシリーズ第4弾『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』をご紹介します。

『夢をかなえるゾウ』のシリーズは「1」~「4」そして「0」の全5冊ありますが、私は中でもこの「4」が一番お気に入りです。

それでは、内容についてご紹介させていただきます。

ざっくりストーリー紹介

主人公は会社員で妻と娘の3人暮らし。このままの日常が続くことを夢見ていた彼だが、ある日余命3か月を宣告されてしまう。

残り3か月で家族に1億円と言うお金を残すために、ガネーシャの教えを実践していく。

しかし事態は思わぬ方向に展開し、衝撃のラストに…。

と言う内容です。

私と家族構成が似ていることと、多少のネタバレになりますが、先にこちらの『112日間のママ』という本を読んでいたため、内容がオーバーラップしてしまい、物語の山場では泣いてしまいました。

時間に余裕があれば、『112日間のママ』→『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』の順で読んでもらえると、より深い感動を味わうことが出来ます。

登場人物紹介

ガネーシャ

出典:夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

こんな感じのおっさん面したガネーシャ、今回のお話の冒頭では医者に扮しています。

インドの神様で、あらゆる障壁を討ち祓い、大いなる財運をもたらすというスゴイ富の神です。

主人公の「1億円を家族に残す」という夢をかなえるために、過去に成功してきた偉人達の習慣を「課題」という形で主人公に出します。

死神

出典:夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

死期の近い人の前に現れる神。その人の残りの命とリンクしているローソクを持っている。

死生観について考えさせられるような、深い一言をぽつりと言う。

イラストを見てわかる通り、コミカルな感じでお話は進んでいきますので、笑って読みながら、偉人たちの習慣について学ぶことが出来ます。

ガネーシャの教え

物語の中で、ガネーシャが主人公に対して「課題」という形で成功するための秘訣を教えていきます。

その中で、特に私が気に入って日常生活で実践している(しようとしている)ものを3つ紹介させていただきます。

健康に良いことを始める

「健康に気を遣うんは、長生きするためだけちゃうで。これまでは面倒くさがってた健康を大事にする習慣を身につけられれば、自分の行動を管理して目標を達成できるようになる。つまり──夢をかなえられるようになるっちゅうことや」

出典:夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

夢をかなえるためには、まずは健康が第一ですよね。

そもそも健康であるということは、何事にも代えがたいのです。

物語の中で主人公は寝る前のストレッチを始めますが、私は睡眠時間を特に意識しています。

睡眠時間と睡眠の質はFitbitというスマートウオッチで管理しています。

健康関連の書籍を読むと、ほぼ「十分な睡眠時間を確保する」ことが言われていますよね。

私はできる限り22時までに寝るようにして、4時半起きの生活にしてから、体調もよくなり、朝一から頭もさえるようになりました。

みなさんも睡眠を意識してみるといいですよ。

「たとえば心臓は、自分が生まれてから今日に至るまで、一回も休まずに全身に血を送ってくれてる。肺は、自分が意識せんでも呼吸をしてくれてる。体は二十四時間体制で自分を支えてくれてんねん。せやのに自分は、それが当たり前や思うて全然労わってこうへんかったやろ? ワシに言わせたら、自分は、体ちゅう従業員をないがしろにしてきたブラック企業の経営者やで」

出典:夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

また、「自分の体に感謝する」と言う別の教えもありますが、健康であることに感謝して、身体をいたわるということも大切ですね。

他人に完璧さを求めている自分に気づく

「人を嫌ったり、人の行動にイライラしたりするちゅうんは、知らず知らずのうちに他人に完璧さを求めてもうてるちゅうことや。ただ、『ああ、今、自分は、相手が完璧じゃないことにイライラしてるな』て気づくことができれば、その感情と距離を置けるんやで」

出典:夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

私はこの件について思い当たることが多くて、すごく反省しました。

自分自身も全然完璧でもないクセに、他人が「これくらいは出来るだろう」「これくらいは知っているだろう」という私の中で勝手に決めた基準に満たないと、イライラしてたんです。

要は感謝の気持ちが足りなかったんですね。

感謝の気持ちを持つために、「身近な人に感謝の言葉を伝える」ようにしたり、普段から「ありがとう」と言う言葉を心の中でつぶやきながら散歩するということを意識し始めてからは、そういった傲慢な気持ちは少しずつ消えて行っています。

「ありがとう」と言う言葉をつぶやきながら歩くという習慣はコチラの本を参考にしました。

こちらの本も潜在意識の呼び覚まし方を、物語テイストで面白く紹介してくれています。脳のリミッターを外して、自分の殻を破りたい人にはおすすめです。

「人間が死に際に後悔する十のこと」

本当にやりたいことをやらなかったこと
健康を大切にしなかったこと
仕事ばかりしていたこと
会いたい人に会いに行かなかったこと
学ぶべきことを学ばなかったこと
人を許さなかったこと
人の意見に耳を貸さなかったこと
人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
死の準備をしておかなかったこと
生きた証を残さなかったこと

出典:夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

こちらはガネーシャではなく、死神の教えになります。

大体、やらなかったことを後悔するんですね。

ひすいこたろうさんの「名言セラピー」の中で、アメリカで「90年の人生を振り返って 後悔していることは なんですか?」というインタビューをした話が紹介されていました。

これに対して90%の人が「もっと冒険しておけばよかった」と答えたそうです。    

私は死ぬ前に後悔しないように、「本当にやりたいことをやって、健康を大切にして、仕事ばかりしないで…」と言う風に、ここに書かれていることは実践していこうと思っています。

さいごに

今回の教えは全体的に「後悔しない満足度の高い人生を送る」ために役に立つ教えが多い感じでした。

地位や名声、お金などわかりやすい形での成功を得ることも幸せだとは思いますが、まずは自分の健康を維持しながら、周囲の人と円満な人間関係を築いていくことが、成功の下地として必要なのではないでしょうか?

と言うことを、私はコチラの樺沢紫苑先生の本で学びました。

冒頭にもお伝えしましたが、ストーリーとしてもすごく面白いです。

個人的には、小さなお子さんがいるお父さんに読んでもらいたい本ですね。

私がこの記事を書いている2022年11月時点では、『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』はKindleUnlimitedで読み放題の対象になっています。

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ので、「Amazonの電子書籍でもいいな」と言う方は無料で読むことが出来ますので、是非読んでみてください。

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この本の情報

【書籍名】夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神
【著者名】水野敬也
【出版社】文響社
【おすすめ度】★★★★★
【キーワード】習慣成功死生観

ABOUT ME
うま吉
40代サラリーマンで一児の父。大阪在住歴20年以上。休日にレジャースポットや歴史探訪などの街歩き。ラーメンを中心とした食べ歩きを楽しんでいます。家にいるときは書籍やマンガを読んだり、ゲームをしたりと日々を満喫しています。そんな私が「面白い」と思ったものを紹介させていただく、というそんなブログです。