こんにちは、うま吉です。
実は以前から「子ども食堂」や「フードドライブ」のような取り組みに興味があって、ごく僅かですがお金や食べ物を寄付させてもらっています。
そんな折、ほぼ毎朝見ている朝の情報番組『おはよう朝日です』で、生駒市にある『まほうのだがしや チロル堂』が紹介されていて、その活動に興味があったので先日実際にお店にいってきました。
ちょうどその日は2周年のイベントで店内は盛況で、敢えて少しの時間しか滞在しなかったのですが、お店の雰囲気などをお伝えできればと思います。
まほうのだがしやチロル堂とは
奈良県生駒市にある駄菓子屋さんで、近鉄生駒駅から徒歩3分位の場所にあります。
ここのお店では、子どもは100円でガチャを回してチロル(店内通貨)をします。店内で100円分の駄菓子を買ったり、ポテトフライ(300円相当)や甘口カレー(500円相当)を食べることができるのです。
しかも、このガチャには当たりがあってチロルが2~3枚入っていることもあるらしい。
子どもにとって100円が100円以上の価値をもつ仕組み、それを可能にしているのが我々大人のチロる(おごる・ドネーションする)という行為です。
大人の飲食や飲酒の料金には寄付が含まれていて、そのお金が子どもたちに還元されるという仕組み。(水、木、金、土曜日の18:30時以降は「チロル酒場」として開店)
この仕組みは、大人は押し付けがましくなく、子どもはみじめな思いをせずにお互いに楽しめるスマートで素敵な考え方だなと共感しました。
実際に行ってみての感想
というわけで、考えに共感して実際にどんなお店なのか興味が湧き現地に行ってみました。
近鉄生駒駅から歩いてすぐの場所にあるので、地図を見ながら行けば迷うことはないかと。
こちらがお店の外観。
先述の通り、この日は2周年で縁日イベントをやっていました。店内にはたくさんの子どもたちやsのご親御さんたちがいて、Nintendo Switchで遊んでいたり、かき氷を食べていたりと賑わっていました。
子どもたちの場馴れ感から、こちらのお店が子どもたちの集いの場として、地域に根づいているんだなと感じました。
さて、私も早速チロってみようかな、ということで…。
この日は縁日イベントということで普段とは違い、受付で上記のようなチケットを購入、10枚で1,200円(1,500円相当になるそうです)。
瓶ビールとフランクフルト、ハムカツ、きゅうりの一本漬けを注文。
フランクフルトが来る前に、きゅうりを半分食べた状態で写真を撮ってしまいました…。どの料理もおいしかったです♪
瓶ビールが黒ラベルだったのは、個人的に嬉しいポイントでした。
ビールがチケット4枚。他はそれぞれ2枚で、ビール以外の食べ物は子どもは1枚で購入することができるという仕組みでした。この差額分がチロったことになるんでしょうね。
店内の棚には何種類かのお酒が置かれていて、また昼間とは違った雰囲気になるそう。
次は夜間営業の『チロル酒場』に行ってみようかな、と。
ちなみに、私が行った8月19日(土)は近鉄生駒駅の南口の商店街とのコラボイベントを行っていました。
私が確認できたのはスタンプラリー的なイベントでしたが、地域の商店街とも連携をとって子どもたちのための活動をおこなっているのも素敵なことだなと思いました。
まとめ
ネットで調べる限り、現時点で四條畷、金沢、広島、東京にも『チロル堂』はあるようで、こういった活動が広がっていることは素敵なことだなと思いました。
あなたも興味が湧いたなら、実際にチロル堂に行ってチロ体験してみて下さいね。