こんにちは、うま吉です。
このブログでは定着しつつある(?)「ガネーシャ」をお祀りするお寺をめぐる、通称:”ガネさんぽ”。
ガネーシャ(歓喜天)はあらゆる障壁を打ち祓い、大いなる財産をもたらしてくれるというインド発祥の神様です。
『夢をかなえるゾウ』でも有名になりましたね。
今回は、大阪市福島区鷺洲にある「了徳院」をご紹介します。
了徳院(浦江聖天、福島の聖天さん)
了徳院へのお参りは、電車が便利です。
私はJR環状線「福島駅」から「福島聖天通商店街」をまっすぐ歩いて2つ目の交差点を右折というルートで向かいました。歩いて10分かからない程度だったと思います。
場所の詳細は地図にてご確認ください。
先ほどの交差点から1分も進まないうちに到着します。
鳥居をくぐると、続いて山門です。
境内にも、弁財天・水かけ不動・白髭稲荷大明神・阿弥陀如来・世直し地蔵・さざれ石・松尾芭蕉の句碑などなど、神様や仏様がいっぱいの神仏習合された不思議な空気が漂う、見どころたくさんのお寺です。
杜若語るも旅のひとつ哉
松尾芭蕉
これだけたくさんの神様や仏様がいらっしゃったら、かなりのご利益がありそうですね。
境内の案内図にはガネーシャの文字が見えます。(十一面観音 大聖歓喜天の下)
歓喜天(聖天さん)の象徴・巾着の形を模した香炉。
巾着は宝袋で、信じる者に宝を与えるという意味があります。
大根の模様があるのは、歓喜天の好物と言われているからだそうです。
賽銭箱にも好物の大根が描かれています。
写真中央上の金色の厨子に歓喜天の彫像が安置されているとのことです。
頭が象・体が人間の男女2体が肩を組んでいるかのようなお姿をされており、あらゆる障壁を打ち祓い、大いなる財産をもたらしてくれる以外にも、男女和合や縁結び・子宝に恵まれるとして女性の参拝者も多いそうです。
女性の参拝客が多いようで、私が御朱印をもらいに行った時には、お寺の方に珍しがられました。
御朱印
力強い文字で書いていただき、格好いいですね。
縁起
洪水のために記録が失われてしまっているため、創建年は不明。元文元年(1736年)3月、高野山善寿院の宥意上人が入寺して再建を企て、元文4年(1739年)10月に竣功。
その後、また衰えていたのを天保5年(1834年)僧某により堂宇が再建されました。
淀川下流の湿地帯だったこともあり、カキツバタの名所として知られています。(5月頃が見頃だそうです)。
まとめ
大阪市内の交通のアクセスのよい位置にあり、ご利益抜群の「ガネーシャ(歓喜天)」が祀られている「了徳院」。
ガネーシャ以外にも見どころいっぱいの境内を散歩したら、心が癒されました。
私のように『夢をかなえるゾウ』でガネーシャのファンになった方も含めて、開運を求める方々に是非ともオススメしたいお寺です。
一度、お参りされてみてはいかがでしょうか。