御朱印集め

【ガネさんぽ】常光寺(奈良県奈良市) ~6月6日 秘仏・歓喜天特別開扉に行ってきたお話。※おまけに美味しいラーメン店の紹介あり

こんにちは、うま吉です。

このブログでも何度かお話していますが、『夢をかなえるゾウ(著・水野敬也)』 シリーズの本を読んで以来、すっかりガネーシャにハマっていて、ガネーシャ(歓喜天)をお祭りしているお寺を巡ることを趣味としていました。

出典:夢をかなえるゾウ

ちなみに、ガネーシャ(歓喜天)とはあらゆる障壁を打ち祓い、大いなる財産をもたらしてくれるというインド発祥の神様で、頭が象、カラダが人間ですが腕が4本あるのが特徴で、顔に生えているキバのうち片方が折れています。

出典:https://tropicalexpat.wordpress.com/tag/wat-saman-rattanaram/

そんなガネーシャが仏教に帰依した姿が歓喜天と言われています。

さて、秘仏として普段はお目にかかることが出来ない歓喜天の仏像が、年に一度だけ公開されるお寺が関西は奈良県にあるということで行って来たときのお話です。

秘仏として公開されない男女一体像

私も大阪市内や奈良県生駒市にある宝山寺など、何箇所か歓喜天が祀られているお寺はお参りしたのですが、秘仏ということで普段はこういった厨子の中に安置されていて、そのお姿を拝むことは出来ません。

出典:常光寺リーフレット

歓喜天はなぜ秘仏扱いなのか?

諸説あるようですが、代表的なのは以下の2つ。

  • 男女(?)の仏様が抱擁している姿のため、性的な表現につながるため
  • ご利益もすごいが、きちんとお祀りしないと祟りもすごいため

という理由で、秘仏として扱われており、一般に公開されることは少ないそうです。

出典:精選版 日本国語大辞典

常光寺(奈良県奈良市)へ

さて、そんな歓喜天が公開されているお寺が奈良市にあるということを友人が突き止めてくれたので、今回行ってまいりました。

うま吉

年に一度、6月6日しか公開されないので、有休を使って行って来ました。

アクセス

住所は下記の情報ボックス内の通りで、駐車場もありましたが、途中の道が狭く慣れないと運転しにくそうなので、公共交通機関がおすすめ。

公共交通機関を使う場合は近鉄「大和西大寺駅」より72系統のバスに乗って、終点の一つ手前「南押熊」で下車して10分弱歩く感じ。

ちなみに大和西大寺駅にはバスロータリーが2か所ありますが、北口の方のロータリーからの乗車になりますので気をつけてください。

南押熊のバス停前にはこんな立て看板が!否が応でも期待に胸の鼓動が高まります。

常光寺(じょうこうじ)
奈良県奈良市押熊町212
入山時間: 9:30~16:30
拝観料: 大人 300円

うま吉

私達が行った日は他に参拝客も多く、ついて行く感じでお寺までたどり着けましたが、道案内の看板も少ないのでナビを使いながら行くのがより確実かもしれませんね。

こちらからお寺の境内に入っていきます。

木々に囲まれた道を少し歩いて、階段を登れば…。

山門と受付が見えてきます。こちらで拝観料300円を納めて中に入ります。

ちなみに6月6日限定の御朱印はこちらの受付でいただくことが出来ました(300円)。

いよいよ歓喜天とご対面

まず結論から申しますと、お寺の中の掛け軸や仏像などの撮影は禁止されていますので、歓喜天の写真はありません。

実際に見てみたい人は来年以降に挑戦してみてください。

靴を脱いでお寺の中に入ると、まずは最初の部屋に仏様のお姿が描かれた掛け軸や曼荼羅が飾られていました。

そして、少し廊下を歩いて次の部屋に行きますと、仏像が何体か安置されている部屋のちょうど真ん中に、冒頭で紹介した厨子が置かれており、その扉が開かれていて中の歓喜天像の姿を拝む事が出来ました。

出典:精選版 日本国語大辞典

ちなみにこのように男女の仏様が抱き合っているような格好でした。

歓喜天は大根が好物ということもあり、大根が2本と歓喜団という巾着のような形をしたお菓子が供えられていました。

数はそれほど多くないようにも感じましたが、歴史的にも貴重な仏像が多く展示されていて、見に来てよかったなと思える内容でしたよ。

その後はお寺の建物を出て、庭でお茶を頂いて一服。

「ガネーシャさま」と書かれた、この日限定販売の可愛らしい缶バッチも売っていたので購入。この御朱印を書いている方が絵も描かれたみたいなことを仰っていました。

バスに揺られる時間も長く、たどり着くまでにすこし時間がかかりましたが、行ってよかったと心から思いました。

おまけ~ラーメン店紹介/MENYA MOKUMOKU 大和西大寺店

さて、午前中に常光寺をお参りしてきましたので、西大寺に戻ってランチでも食べようと思い、近鉄の車窓より気になっていたラーメン屋さんに行ってみることに。

可愛らしい見た目のお店、女性一人でも入りやすそうと思っていたら、女性一人のお客さんも数名いらっしゃいました。

内装も森をイメージしていて、あちこちにリスさんがいました。

さて、私が注文したラーメンがこちら。

お店の人もオススメのMOKUMOKUふんわりラーメン(醤油)の昼丼ぶりセット(チャーシュー丼)に、LINEのお友だち追加でもらえる唐揚げ2つです。

昼から飲むのもオトナの嗜み。ギネスを頼んだら黒ビールでした。

前に「ラーメン家 みつ葉」で食べたときも思いましたが、奈良では泡立て系のクリーミーなラーメンが流行っているのでしょうか?

スープが濃厚かつクリーミーで、麺は食べやすい全粒粉と思しき細麺で食べやすく感じました。

開店が11時30分で、私達はちょうどそのタイミングで入りましたが、すぐに店内は一杯になりましたので、この界隈では人気のあるお店なんだと思います。

うま吉

後で見てみると、食べログのレビューも多かったですね。

大和西大寺駅からも近いので、お近くにお越しの際はぜひ寄ってみてください。

MENYA MOKUMOKU
奈良県奈良市西大寺小坊町1-25 MOKUMOKU NO KUNI 1F
営業時間:[月~金]11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~22:30(L.O.22:00)
[土・日・祝]11:30~22:30(L.O.22:00)
定休日:無休

ABOUT ME
うま吉
40代サラリーマンで一児の父。大阪在住歴20年以上。休日にレジャースポットや歴史探訪などの街歩き。ラーメンを中心とした食べ歩きを楽しんでいます。家にいるときは書籍やマンガを読んだり、ゲームをしたりと日々を満喫しています。そんな私が「面白い」と思ったものを紹介させていただく、というそんなブログです。
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