不安な気持ちに点数をつける
こんにちは、うま吉です。
第2回のマンガ名言は、不安を軽減するときに効く名言を紹介させてもらいます。
これは、ひすいこたろうさんの『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー』の中で紹介されていた手法なのですが、
不安になったときに自分に向かって、「過去最高の不安を10点とすると、この不安は何点?」と質問するのです。
参考までに、アンガーマネジメントにも『スケールテクニック』といって、気持ちを数字化することで、感情を客観的に捉えられるようになる手法があります。
さて、不安の話ですが、「過去最高の不安が10点なら、この不安は7点ぐらいだな」→「じゃあ、なんとかなるな」といった感じで、心に余裕が生まれるのです。
人生最大の逆境と比べれば、全部それ以下だよね♪と気持ちが楽になるという寸法です。
で、人生最大の逆境って何?という話になりますが、それは誕生の瞬間だそうです。
狭い産道を通って生まれてくるとき、約1.5トンの圧力が体にかかって、頭蓋骨がゆがむほどらしいです。
頭蓋骨をゆがませ、凄まじい圧力に耐えながら生まれてきたのが私たちなんです。生まれてくる苦痛を「10」としたら、人生で起こる辛いことは「9」以下だととらえることが出来るのではないでしょうか?
今回の名言について
今回の名言ですが、前回の『天ー天和通りの快男児ー』に続いて、またもや麻雀マンガからで、『兎 野生の闘牌』の久坂明のセリフになります。
『兎 野生の闘牌』は1996~2017年に近代麻雀オリジナルに連載されていた伊藤誠先生のマンガです。
ストーリーは、いじめられっ子の高校生・武田俊が高校生代打ち集団ZOOに入り、麻雀を通して成長していく。
ZOOのメンバー(団員)はそれぞれの打ち手が、動物をもじったコードネームと天性の能力や独特の打ち筋を持っており、それらを駆使して麻雀を戦い抜くという能力系麻雀マンガです。
久坂明はZOOのメンバーでコードネームは「ジャッカル」、空手をやっている女子高生(高校には殆ど行っていない)です。
そんな久坂明が、殺し屋のケイトと戦って劣勢になったときに出たセリフが、今回紹介した名言です。
頭から血を流し、かなり負傷していますが、生まれるときの痛みに比べれば…という気概が読み取れますね。
さいごに
人生やっていれば、困難な状況に直面し、不安になるシーンも多々あるでしょう。そんなときに自分を支えてくれる言葉を持っておくことは大事なことだと思います。
今回紹介させていただいたセリフが、あなたの支えになれば幸いです。
ちなみに『兎 野生の闘牌』は、配牌からドラが集まりやすい、卓上の牌がすべて見通せる、とにかく運が強い、など才能?を持ったメンツ同士の麻雀バトルマンガです。
裏社会を舞台にしていますので、たまにバイオレンスなシーンも出てきますが、麻雀好きの方にはぜひともおすすめしたいマンガですので、興味があったらぜひ読んでみてくださいね。
<参考書籍>