こんにちは、うま吉です。
「謎ときゲームに参加する際の参考にしています」と、意外と好評を頂いている謎ときのレビュー(?)的なこのシリーズ。
私としては、周遊謎の魅力を伝えて、一人でも多くの人に周遊謎を楽しんでほしいと言う気持ちでやっています。
前置きはさておき、今回ご紹介するのは『山陽電車 なぞときさんぽ旅2024』。
関西の鉄道周遊系といえば、フラップゼロαさんですが、各路線ごとにストーリーの傾向があって、近鉄は探偵もの、京阪は和風ファンタジーといった具合。
山陽は主人公の記憶や思い出をたどる人間ドラマものかな、と個人的に捉えています。
で、今回の主人公は定年退職した60歳の男性、姫野海誠。
四捨五入すると50歳という私も、自分の将来を思ってか、多少シンパシーを感じたせいでしょうか(笑)、珍しくストーリーに没入してプレイすることが出来ました。
私も60歳になっても、まだ謎解きをしているのかな?と思ったら、『うま吉ブログ DE なぞとき旅あるき旅(大阪メトロ編)※無料』のプレイごアンケートを見ていると、60代以上で謎解きされている方も意外と多かったです。
朱印集めや謎とき、私も老後の趣味には困らなそうです(笑)
というわけで、実際にプレイしてみた感想(難易度的なものも)、おすすめのグルメスポットや観光スポットを紹介します。
これから、参加を検討されている方は参考にしてみてくださいね。
『山陽電車 なぞときさんぽ旅2024』とは?
主催は山陽電車、企画・制作がフラップゼロαの周遊系リアル謎解きゲームです。
実際に山陽電車にのって、キットを片手に各駅に用意された謎を解いていきます。
私は大阪市内在住なので、JR~阪神電車と乗り継いで、西代駅でキットを購入しました。
始発に乗って西代に向かいましたが、着いたのは7時過ぎ…。
そこから、最初の駅まで更に移動。
最初の駅は公式サイトにある「はじめの駅謎」を解くことで、事前に知ることが出来ます。
何故、始発に乗ってまでこんな早くに出たかと言うと、公式サイトにあるこの情報!
山陽電車の最寄りの駅に行くだけで2時間=往復4時間だと言うのに、所要時間が7時間+α?
こりゃ、9~10時にスタートしてたら家に帰るのは何時になるのやら?ということで、始発出発を決めた、というわけです。
プレイした感想
プレイ時間について
結論から言うと、最初の駅に移動して謎解きを開始したのが8時前。
昼ご飯を食べて、途中ボーナスステージをプレイして、ラストの駅で「ここからはどこでも解ける謎です」にたどり着いたのが、14時過ぎ。
少し買い物をした後、帰りの山陽~阪神電車でラスト謎を解き終わったのが、15時前。
というわけで、全部コミコミで7時間といった感じでした。
謎を解くスピードは中の中くらいだと自負しています(笑)。
ちゃんと昼食も取ったし、途中寄り道して名物も食べたり、マンホールカードもゲットしたので、想定していたより早く終わったなという印象です。
注意!LINE謎について
普段の移動中は友達とのおしゃべりなどに夢中になって、ついつい存在すら忘れてしまいがちなLINE謎ですが、今回はLINE謎のクリアが本編を進めるのに必要になってきます。
ただ、最悪でも答えを見れるので、解けなくて話が進まないということはないので安心してください。
途中でちゃんとリマインドしてくれるので問題は無いと思いますが、忘れないように気を付けてくださいね。
私は西代~最初の駅の間に解いておいて、移動中は最新巻が出たHUNTER×HUNTERの前の話を思い出したくて、33巻から読み直していました(笑)。
キットについて
今回の『山陽電車 なぞときさんぽ旅2024』では、紛失しそうなサイズのキットは無いので、多少安心です。
それ絡みの話で、最近私の周囲のXの界隈では周遊謎解き用のクリップボードをカスタマイズする方がいて、私もカスタマイズしてみました。
今までは2022年の『ひとつなぎの謎』のクリア賞のクリップボードを使っていたのですが、みんなに感化されて作ってみました。
2度の改良を重ねて、今回の山陽電車にも持っていったのですが、これが意外と使いやすかったのでご紹介。
A4を2つに折れるクリップボードの背中側にクリアポケットを2つつけて、そこをキット入れにしました。
するとどうでしょう(劇的ビフォーア●ター調で)。
バック内のキットをゴソゴソと探し回っていた、今までのストレスが解消。
さらに冊子を出したり入れたりし放題なので、バックを使ったギミックを解き明かすのもスムーズに!
便利なので、興味のある方は試してみてくださいね。
ナゾについて
個人的な感想になりますが、3駅目まではスイスイと進んでいたのですが、4駅目の「あるナゾ」に引っかかってしまいました。
そもそも問題の意味がわからず、已む無く答えを見るも意味が理解できませんでした…。
問題が悪いというわけではなく、私が苦手なタイプの問題だったということだと思います。
あと、終盤のナゾは私自身体験したことのないタイプのナゾだったので、少し苦戦しました。
それを除けば、謎解きに慣れた方なら詰まることなく解き進められるのではないかな、と思います。※もちろんLINEでヒントや答えも見れるので、初心者でも安心ですよ。
ボーナスステージについて
本編のストーリーとは直接関係のない、おまけ的な要素です。
個人的には人生で初めて行った駅だったのですが、もうちょっと観光的要素があっても良かったかな、と思いました。
電車の待ち時間を節約するためにも、次の電車の発車時刻を調べておくことをおすすめします。
街歩きについて
この山陽電車の謎解き以外で、播磨エリアに来ることがほぼ無いので、今回も新しい発見があるかもな、とワクワクしているのですが…。
初下車の駅と何度か来ている駅が入り混じっていたといった感じでした。
山陽電車沿線にはまだ魅力的な場所もあると思うので、個人的にはもっと初登場の駅が多い方が嬉しかったかな、と思いました。
その中でも、今まで下車しながらも遠目に眺めるだけで近寄ることが無かったアノ場所に行けたことや、4駅目で立ち寄ったとある施設で大人のお土産を買えたのが個人的に良かったかな、と思っています。
誘導について
3駅目では、結構街中を歩くのですが、私は迷うことなく目的地に辿り着けました。
ただ、若干曲がる箇所が多いので、注意深く歩いたほうが良いと思います。
ランチについて
公式では3、5駅目でランチを推奨しています。というか他の駅には飲食店も少なく、コンビニ等も有りません。
ちなみに、私は3駅目のお店でランチを頂きました。
たまたま先日のおとな旅あるき旅で見て気になっていたお店が、少し寄り道すれば行けることに気づいたので、行ってみました。
これ明石焼じゃなくて、『明石焼風たこ焼き』で地元で長く愛されるソウルフードだそうです。
ソースの付いたたこ焼きを出汁につけて食べます。
先述の通り、早朝からプレイしていたので10:30頃の早めのランチでビールも飲みましたが、ここで食べることが出来てよかったです。
クーポン対象の店ではありませんが、興味のある方は行ってみてくださいね。
「お店の情報」を知りたい方は上、「地図を見たい」方は下の『明石焼風たこ焼き』の写真をタップしてくださいね。
まとめ
というわけで、想定よりは幾分早くクリアすることが出来た『山陽電車なぞときさんぽ旅』ですが、時間に余裕さえあれば少しゆっくり散策してみるのもオススメだと思います。
個人的に周遊謎を一回作ってみたから思うことなのかもしれませんが、ラストの謎なんかは私では到底思いつかないなと思いました。
最近では一丁前に解くだけではなく、自分が作るときの参考にしようとか、ダブらないようにしようなんて考えながら、謎解きしているので楽しみも2倍です(笑)。
個人的にストーリーに没入できたのも良かったのかもしれません。
そんなわけで、十二分に楽しむことが出来た『山陽電車なぞときさんぽ旅』、これから涼しくなってきて、周遊系の謎解きもプレイしやすくなると思いますので、皆さんも是非プレイしてみてください。