こんにちは、うま吉です。
あなたはショップでくれる(買う)紙袋を使って身の回りの物を作る「紙袋リメイク」をご存知ですか?
私は職場への導線上にスターバックスがあり、利用することが多いので溜まった紙袋を使って、色々と作ってみました。

NASSYIさんのYouTubeやnoteを参考にしています。
YouTube➔https://www.youtube.com/channel/UCJTGlbXa5adKccZG0dtqXfg
note➔https://note.com/nassyi/
で、今回は久しぶりに夏休みの工作として、スマホケースを作ってみました。
財布よりは随分と簡単でしたので、興味があれば参考にして下さいね。
簡単なリサイクルスマホケースの作り方
今まで使っていた市販のスマホケースがボロくなってきていたので、せっかくならこのスマホケースの使える部分をリサイクルしようと思ったのがきっかけです。
なので、今回ご紹介するのは現在使っているブックタイプのスマホケースのリサイクルで作る方法になります。
iPhoneなどメジャーなスマホを使っている人は100均などで安いケースを買ってきて分解するという手も使えますよ。
準備する道具と材料
材料
- 紙袋(スタバの普通サイズの紙袋なら3袋もあれば足りるかと)
- プラスチック下敷き(分厚そうなのが◯) × 1
- 工作用紙 ✕ 1
- 木工用ボンド
- 両面テープ
- 瞬間接着剤
- 手縫い糸(太さは30~20番手、色はお好みで※私は紙袋の色に近い色にしました)
- ひっかき傷防止シート(後ほど説明します)×2
大体の物が100均で手に入るので、リーズナブル♥
道具
- 裁縫針(革細工用がオススメ)
- 千枚通し
- 菱目打ち※
- 紙ヤスリ
- カッターマット
- カッターナイフ
- 定規
- トコノール※
菱目打ち
革細工において、ハンマーでたたいて一定の間隔で縫い穴を開けるための道具です。
紙袋をボンドで張り合わせてパーツを作りますので、皮のように固くなります…。
そこでこの菱目打ちの出番というわけです。ちなみに菱目打ちで穴が開かない場合は千枚通しでグリグリとやって穴を縫い穴を開けて下さい。
トコノール
コバ(革細工で言うところの裁断面)を磨くのに使用します。
紙袋リメイクは、使っているうちに紙を貼り合わせた部分がはがれてきたり、毛羽立ってきたりします。
そういった事態を防ぐために「コバ処理」という補強作業をする必要があり、その際に使用する道具がこの「トコノール」です。
いきなり大容量の物を買うのではなく、小さいもので十分だと思います。
1.スマホケースを採寸して型紙を作る。

定規を使ってスマホケースのパーツを採寸して、100均で売っている工作用紙で型紙を作ります。
2.プラスチックの下敷きを使って、芯のようなものを作る
このブックタイプのスマホケースって、触ってみると中に少し硬い芯のようなものが入っているのが感じられると思います。
芯にはスマホケースを丈夫なものにしたり、動画を見るときなどにスタンドのように立てたりする役割があります。
ついでなので、これを下敷きで再現してみました。

スマホケースの上に透明な下敷きを当ててなぞるだけです。これをハサミで切り取るだけ。どうせ見えない部分のパーツなので、線は綺麗に引けなくても問題なしです。
3.紙袋でパーツを作る
まずは、スタバの紙袋を切り開いて手提げ紐部分を剥ぎ取ります。

次は、1.で作った型紙を使って紙袋でパーツを作ります。
基本的には各パーツ、紙を2枚ずつ切り取って木工用ボンドで貼り合わせます。


ひっくり返して、下敷きで作った芯を貼り付けます。ここでは両面テープを使って方がくっつきが良いです。
このあと、同じ形の紙を貼り合わせてこの下敷きは見えないようにします。
ひと工夫ポイント♪
ここからは、私がひと手間加えている工夫のご紹介です。

この「ひっかき傷防止シート」を紙袋を切り取って作ったパーツの両面に貼ることで、見た目にちょうどいい光沢が出るのと強度が上がります。
ちなみにこのシートはセリアで買ってきました。2つもあれば十分だと思います。

空気が入らないように定規などを使ってパーツに貼っていきます。
4.菱目打ち(千枚通し)で縫い穴を開けて縫う
元々のケースを参考にしながら、縫うところに対して鉛筆で線を引き、菱目打ち(&千枚通し)で縫い穴を開けた後に縫っていく作業です。
これは動画を見てもらったほうが早いので、NASSYIさんの動画にて確認してください。

この様に木工用ボンドを使って貼り付けて、乾いた後に菱目打ちで縫い穴を開けていきます。
開けた穴に対してこの様に縫い糸を通していくような感じになります。

5.スマホを固定する土台を貼り付ける

スマホケースにはこの様にスマホを固定する土台のようなものがついているはずです。
このパーツは流石に紙では作れないので、リサイクルしました。

この様に右半分だけを、瞬間接着剤で貼り付けました。このへんは機種によって異なると思いますので、自分の機種のケースを確認してくださいね。
6.完成



というわけで、各パーツを縫い合わせばスマホケースの完成です。
私のこだわったポイントとしては、
- マグネットの留め具をつけた(これも元のケースのリサイクルです)
- 落下防止のストラップをつけるための穴を開け、ハトメをつけた
- モバイルオーダーのときに、行きつけの店の店員さんが書いてくれたクマ?をワンポイントに使ってみた。
です。
まとめ
工程が多いようで難しそうに見えたかもしれませんが、元になるケースさえあれば型紙を作るのは簡単ですし、財布を作るよりはパーツも少なくて簡単です。
ちなみに私は型紙を作る所から完成までの作業時間は5~6時間でした。(夜のうちにボンド付までやっておいて、翌朝作業を再開しました)
作ってみると意外と簡単なので、興味があれば是非挑戦してみて下さいね。
こんな本も参考になりますよ。
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