こんにちは、うま吉です。皆さんは、「筋トレ」してますか?
私は1年半前くらいから初めて、現在も週2~3回のペースでジムに通って筋トレしています。
筋トレを始める前は休日をダラダラと過ごし、毎日何か物足りないと漠然と感じていました。
筋トレを始めてからは、体力はもちろん生活にもメリハリがついた結果、活動的になり日々の生活を楽しめるようになりました。
「筋トレの何が良かったんだろう?」と思っていた時に、この本に出会い読んでみて納得しました。
この本には、筋トレをすることによって享受される日々のメリット、筋トレから学べる人生の本質についてが書かれていたからです。
『筋トレは必ず人生を成功に導く』、タイトルのように私自身が成功したかは、まだわかりませんが、人生が好転し始めたのは確かです。
この本には行動を変え、人生を変えるる力があります。
なんとなく人生に不安を抱えている方には、是非とも読んでもらいたい一冊です。
『筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学』を大雑把に言うと…
筆者であるTestosterone氏が、筋トレが「仕事」「人間関係」「メンタル」「QOL(人生の質)向上」にどうして役立つかを語った本。
作者のTestosterone氏(@badassceo)は、1988年生まれ、現在アジアの都市で社長をしている。タイトルにあるように本当に社長なのだ。
筋トレ文化を広める目的で始めたTwitterのフォロワー数は186万人(2022年10月現在)を誇る。人生に悩める人に向けて、やさしい兄貴的な口調でメッセージを発信し続けている。
筋トレをする前は勉強もスポーツもダメだったが、アメリカ留学中に筋トレと出会い、当時110kgあった体重を40kg近いダイエットに成功。さらにアメリカで格闘家デビューを果たしたという経歴をもつ。
Testosterone氏自身が筋トレで人生が変わる経験をしているため、彼が語る言葉には説得力がある。
なぜこの本を読んだのか
冒頭でも述べたように、私の場合は筋トレを先に始めて、筋トレが楽しくなってきたタイミングで筋トレ関係の本を読むようになりました。
書店で「筋トレ」関係の本を探していた時、劇画調のマッチョな男性の表紙と、仰々しい(笑)タイトルに惹かれたのが、読んだきっかけです。
筋トレを始めてからの日々の充実感に納得でき、ますます筋トレが楽しくなるという好循環に入りました。
内容紹介
仕事の効率を上げたいなら筋トレ!
筋トレを行う一連の流れは、仕事を行う一連の流れと驚くほど一致しているのだ。(中略)実は、筋トレにも優先順位がある。筋トレから最大の効果を得たいとき、とりあえずやってみるのはナンセンスだ。(中略)筋トレに避ける時間は限られている。そういうことを考えずに、ビッグ3ではなくダンベルカールや腕立て伏せ等の最も効果的とは言えないトレーニングばかりをやるのは要領が悪い。
出典:筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学
ここで言う「ビッグ3」とはスクワット、デッドリフト、ベンチプレスのこと。大きな筋肉をメインに鍛えながら、連動する他の筋肉も鍛えることが出来る「王道メニュー」なんです。
筋トレを効率的に行う習慣がつけば、優先順位をつける習慣も自然と身に付き、仕事に活かせるようになるという理屈です。
また、筋トレにおいては、トレーニング自体より、食事や睡眠のほうが重要と言われます。
食事のメニューを考えたり、おやつを食べるのを控えたりすることで、自分を律することが出来るようになり、睡眠時間や筋トレの時間を確保するためのタイムマネジメント能力も身につきます。
これらの能力も仕事に必要な能力ですよね。したがって、「マッチョは仕事ができる」というロジックになるのです。
モテたいなら筋トレ!
まず、筋トレをすれば体が引き締まる。引き締まった体に魅力を感じない人間はいない。これは男性に限った話ではなくレディたちにも言える。(中略)女性的な曲線美は筋トレ(スクワットやデッドリフト)によって努力で作ることが可能なのだ。(中略)見た目の改善をキッカケに「自分イケてる」と自信がつく。自信がつけば自然と自信に満ち溢れた魅力的な表情になっていく。筋トレをキッカケに一気に見た目と雰囲気が変わるのだ。
出典:筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学
マッチョになれば、即モテるというわけではないが、自分の外見が変わることによって自信が付くのは確かです。
モテる人とモテない人の大きな違いは「自信の有無」です。つらい筋トレに耐え肉体改造に成功すれば、自己肯定感が高まります。
自信が付くことによって、異性へのアプローチを躊躇うことがなくなり、チャンスが増える。
また、自信のない人は卑屈になりがちで、卑屈な人間は持てないどころか嫌われてしまいますよね。
いい体になって自信もついて、モテるようになる「筋トレ」!やらない理由がないですよね。
この本を読んで…
私はコロナ太り解消を目的に筋トレを始めましたが、ジムまで少し距離があることもあり、サボりがちになった時期がありました。
そんな私にとって、筋トレのモチベーションを上げるために大いに役立ちました。
筋トレをすれば、仕事もできるようになり、他人とのコミュニケーションんも円滑になり、メンタルヘルスも向上し、人生の質も上がるんですよ。メリットだらけじゃないですか!
と、納得し筋トレを挫折することなく、1年半以上続けることが出来ています。
また健康にも気を遣うようになり、「あすけん」というアプリで食事の管理、「fitbit」というスマートウオッチで、運動や睡眠の管理もしています。
豊かな暮らし、やりがいのある仕事、家族との団らん、楽しいプライベート、すべてが健康の上に成り立っています。
筋トレを通じて習慣を変えることが出来、健康的に過ごせるようになれたのが、私にとってこの本を通じて得られた最大の効果です。
まとめ
「筋トレ始めたいけど、ジムに登録に行くの面倒だな…」
「そういえば、ジムは会費を払っているだけで、全然行ってないな…」といった方たちにとっては、背中を押してくれますし、
現時点で筋トレを続けている人にとっては、筋トレで得た自信や考え方を、仕事や人間関係にどう生かすかといった気づきを与えてくれる良書です。
Testosterone氏の語りかけるような文章も読みやすいので、気軽に読めるのもオススメのポイントです。
是非、読んでみてください。