こんにちは、うま吉です。
とよ田みのる先生、新作のマンガ描いてたんですね!
とよ田みのる先生の作品は好きで、最初の作品『ラブロマ』以来、全部読んでいます。
絵のタッチについて、私の周囲では賛否が分かれるところなのですが、私はホンワカとした感じがして好きなんです。
ざっくり作品紹介
『これ描いて死ね』ですが、女子高生がマンガを描くマンガです。
年配の人には『マンガ道』、若い人には『バクマン』みたいなジャンルと言えば伝わるでしょうか?
離島に住む女子高生達のお話で、登場人物はこんな感じ↓
安海相(やすみそう)
…マンガが大好き。ストーリー担当だがまだまだ技術が拙い。
藤森心(ふじもりこころ)
…元美術部。引っ込み思案の作画担当。絵がうまい。
赤福幸(あかふくさち)
…相の書いてきた絵コンテに対して厳しめの評価をする。
手島零(てじまれい)
…高校教師で3人の担任。元プロの漫画家(相の大好きなマンガ家)
自分の担任が憧れの漫画家だったことが判明し、漫画研究部を作るというお話です。
私のお気に入りのポイントは…
- 主人公が絵も下手で、ストーリー作りも上手くない。
- 離島というほんわかとしたムード
- 『友だち100人できるかな』の「ヒカルちゃん」が別キャラで出てくる
他の『登場人物が漫画を描くマンガ』って、ある程度基礎的なことは出来るところから始まったり、商用の雑誌に投稿したりと、プロを目指すものが多いような気がします。
しかし、この『これ描いて死ね』は、主人公が最初何もできないところから始まるので、「ストーリーができた」「自分たちの作った本が一冊売れた」など小さな成長に読み手としても感動することが出来るのが良いですね。
あと。主人公の「漫画が好き」と言う気持ちがすごく伝わってくるのがいいです。とよ田みのる先生の、その辺の心情の描き方も大ゴマを使って力いっぱい描いているので、ホロリと来ます。
私、意外と感動屋さんなんですw
宝島社の『このマンガがすごい!2023』のオトコ編で第6位にもなっていますし、今注目の漫画と言えるでしょう。
今更、私が推さなくてもたくさんの方が読んでくれているのでしょうが、好きなマンガなので敢えて紹介しました。
興味を持ったら、是非読んでみてくださいね。